モノ選びが大きく変化した片付けレッスン

「1年使っていないモノを捨てましょう」、「お気に入りを残しましょう」と片付けの情報では、さらっと言われている片付けでモノを選ぶ基準。

でも、それこそが、「片付けしたいのに捨てられない」

と皆さんを迷わせてしまう原因になっているのではないかと思います。

今回は、そんな悩みを解決した田中さんのお話をご紹介します。

 

田中さんの今までやってきたこと

片付けたくて、片付けの情報を本や雑誌などから集めて、片付けを続けて来たけれど、なかなかうまくいかず、近くの片付けのプロの片付けレッスンを受けることに。その際に指示されたことは、「手の届きにくい収納場所には、不用なモノが入っているから、そこから片付けなさい」というものだったそうです。ですが、それを取り出すだけでも、物凄く大変で、やっと取り出せたものの、その物の量に圧倒され、要・不要のモノの選別にも思った以上に時間がかかり、選択疲れから片付け終えることが出来ず、結果、余計にお部屋が散らかり、収拾がつかなくなり、嘆くことになったそうです。

その後、違う片付けのプロのカウンセリングを受けたそうですが、そこでは、「収納場所が足りないから、とにかく物を捨てなさい」とアドバイスを受け、何を捨てればよいかも分からない中で、成果の報告もしなければならないので、何とか捨てるモノを探して、減らす作業をしたそうです。

そんな辛い時間を過ごしたにもかかわらず結局、悩みが解決されることはないままに終わったそうです。こんな田中さんが、どのように変化していったのかをご紹介します。

 

 

初回のレッスンで感じた事

今までは、何かをやるように指示をされたり、何かを使うように提案されるレッスンとは異なり、指示をされることなく、自分がどうしたいか?、何を悩んでいるのか?を聞き取ることが中心のレッスンだったことのまず、驚きました。

今まで考えたこともなかった質問から、自分自身の考えをたどり自分自身で考えて、判断することが許されていると感じたことがとてもうれしかったです。

 

田中さんが実際やったこと

レッスンで行うセッションでは、自分自身の事を深く掘り下げていくので、その結果、自分がやるべき事が明確になります。そのため、自分の隙間時間を使って、自分の基準で不用なモノを選び取ることだけを続けてくださいました。

その中で、悩むモノやコトに関しては、常に、LINEで質問を送ってくださっていたので、その都度、問題が解決しながら、モノを減らすという片付けを進めていきました。

 

田中さんの変化

レッスン前までは、「1年使っていないモノを処分する」「使っていないモノを手放す」と言う一般的な基準で、捨てるモノを選ぶ作業をしていたものが、自発的に、自分にとって不要なモノを選び取る作業を続けていった結果、何となくわかったつもりでいたことが、確実に理解できた状態になったことで、自分にとって大事なモノやコトを選ぶのがラクになったそうです。

また、「片付けは、私にはできないかも」と思って、一歩を踏み出さないままでいたら、今の自分はなかったと思うので、「勇気を持ってよかった」とも、お話されていました。

 

まとめ

片付けのプロに依頼すると、悩んでいるお客様の力になればといろいろなアドバイスをいただけるのですが、人それぞれの感覚は違いますから、自分自身で考えて、情報さえも選び取れる力が付ける事は、とても大事かなと思います。

自分自身の力が付けば、これからの暮らしの変化にも自分自身で、対応していくことが出来、ずっと快適な状態を維持していけるのではないでしょうか。